ブロガーという生き方の先駆者。 あんちゃ 『アソビくるう人生をきみに。』 を読んだよ。(感想と書評)

2018年02月17日


じっとしたまま座ってられる時間は5分が限界。どうも、働きたくない東大生です。


なんとかしてブロガーとして生計を立てていこうと思い、今回はそのために偉大なるプロブロガー、あんちゃさんの著書『アソビくるう人生をきみに。』を読みました。


タイトルと全く同じ内容の解説だね!クソつまんねえ!


ってことで、中身について書いていきます!


前々回の落合陽一さんの『日本再興戦略』を読んだ時には、何かあるたびにその都度まとめて自分の感想も付け足す・・・みたいなことをやってたら


めっちゃ長い(5000文字以上)+どっからが自分の意見かもわからず読みづらい


というクソみたいなものを生産してしまったため、今回はその反省を生かし、いったん読んでからサラーっとまとめるという方式でいきます。





この本の著者のあんちゃさんは「クソマジメゲスブロガー」という、なんか色々混ざったような肩書きを持っています。



クソマジメで、かつ、ゲスなことが好き。


そんな、一見相反するような価値観を同時に抱えている。


アツく人生哲学を語ったと思いきや、オランダの風俗街のレポートをしたりする、25歳の女性です。


1人の人が多様な属性を持っている。そして、その多様さをそのままブログというメディアを介して伝えている。


そんな人です。



この本のテーマは、一貫して


自分で「自由な生き方」を選んでいくためにどうしたらいいのか、についてです。


プロブロガーという生き方を選んだあんちゃさんから、「このままでいいのか・・・」と悩んでいる人たちに対して背中を押すような内容になっています。


あんちゃさんの実体験がベースになっていて、かなり親近感を持って読むことができます。


失礼な言い方かもしれませんが、著者のあんちゃさんはめちゃくちゃ「普通」の人です。



「です」というよりは、「でした」の方が近いかもしれません。




当たり前に就活をして、そこそこいい会社に入り、そこそこの勤務環境の中、そこそこの勤務態度で生きる。



ものすごく辛い環境というわけでもないが、すごく好きな仕事というわけでない。



月曜の朝には、今日仕事か、嫌だな、と思い、日曜の夜には、明日仕事か、嫌だな、と感じる。



やりがいもあるけど、仕事よりも週末の方が好き。


そんな、本当に当たり前の社会人でした。


本当に普通の生き方をしてきた人です。




でも、あんちゃさんが他の人と違ったことがあります。





本当に小さな「このままでいいのかな。」という違和感に対し、真面目に向き合ったことです。







「このままでいいのかな。」





実はこれって、考えなくても生きていけます。



違和感として、存在感が小さすぎるので、「このままでいいんだ。これが正解なんだ。」という風に、自分を言い聞かせて生きた方が楽なんです。



だから、だいたいの人はこの小さな違和感を無視したまま生きていきます。



でも、あんちゃさんにはそれが耐えられませんでした。


その小さな違和感から目を背けなかったのです。



「自分の人生だから、自分で決めたい!」



その気持ちを強く持ち、会社を辞めます。


両親には辞めてから報告したそうです。止められてしまうことが怖かったみたいです。




「自分の人生を自分で決める」



いろんな本で使われているフレーズです。


きっと、誰だってそうしたいと思っています。



でも、現実には「誰かから言われた・世間の風潮として当たり前の」ことをして、生きていく



なぜなら、それが楽だから。



これめっちゃ思うんですけど、今の人って


「みんなと一緒でいなければならない」「他の人から弾かれたくない」


って思って生きている人が多すぎます。



でも、みんなと同じことをやっていたら本当に好きなこともできないし、大成功もできません。(この本では別に大成功に焦点を当ててないですが。)


幸せに生きていくためには、他の人とは違っても、「本当に好きなこと」を仕事にしていかないといけません。



そもそも、だいたいの人にとって「本当に好きなこと」って、見つからないんですよ。



それは、やってみないから。



自分が本当にそれを好きかどうかなんて、やってみないとわかりません。



だから、まずやってみること。



この段階で、「好きなことを探そうとしない人」は、自動的に「誰かに言われたことをやる」人生を歩むことが決定します。





でも何かやろうとしてもそんな時間がない、そういう人も多いかもしれません。



でも、本当は時間ってあるんですよ。無駄なことをしてしまって浪費してる時間が。



例えば夜寝る前にスマホを見てダラダラしている時間とか、通勤中にダラダラゲームをやっている時間とか。



無目的に消費してしまっている時間。



だから、自分が使っている時間を実際の数字で書き出して見直すことによって、本当に必要な時間は捻出できます。



あんちゃさんは、「どうやって生きるか」を考えるにあたって避けては通れない、具体的な数字の問題に触れています。



自分の生活を維持するのにどれだけのお金が必要なのか、どのように時間を使っていて、それのうち無駄な時間がどれだけあるのか。



そういった問題について、実際の数字を出すことによって、解決すべき課題を具体化できる。


確かに、不安ってだいたい「よくわからない。」っていうところから来るんですよね。



だから、まずはモヤモヤした不安に実体を与えて、「解決できる問題」の形にする。



そしてそのために具体的にどうしたらいいかを考える。



あんちゃさんは、巻末で実際に自分ではどのくらいの額が必要だったかをまとめています。



この本自体の内容としては堀江貴文さんの『ゼロ』や、『多動力』といった本と近いです。



ですが、あんちゃさんには堀江さんとは違う強みがあります。



堀江さんは「成功者である」ということからくる力強い説得力があり


あんちゃさんには「かなり普通の人だった」ということからくる「これなら自分でもできるかも」と思わせるような説得力があります。



どちらも自分の好きなことで生きている、本当の成功者であると思いますが、いっていることはかなり似ています。


自分の時間を取ること。その判断の軸に他人の気持ちを入れないこと。自分の時間を奪う人とは距離を取ること・・・


などなど、「お金」や「安定」にとらわれない、「自分の価値観」に基づいた「本当の豊かさ」をどうやって実現していくか、ということが書かれています。



こういう本を読んで思うのが、成功者の方って優しい人多いですよね。


正直、成功した方々はわざわざこんなもの書かなくてもお金を稼ぐ方法はいくらでもあります。



そんな中で時間をとってこういう本を書いて、背中を押してくれる。



今の仕事や、これから先のキャリアに悩んでいる方は、この本を読んでみるといいと思います。



あ、こういう考え方もあるのか、ってなるかもしれないし、自分の抱えている違和感と向き合ういい機会になるかもしれません。





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