映像娯楽とインフルエンサーの変化〜なぜテレビ出演者よりYouTuberが流行るのか?〜

2018年01月15日

どうも。ここ最近の冷え込みはすごいですね。という季節の挨拶から始める社会性の塊のようなことをしつつ、こんなブログを作って一般社会のメインストリームから徐々に距離を置かれようとしている反社会的大学生です。

さて、今回記事を書こうと思ったのは、映像娯楽の形態の変化と、それに応じる視聴者の求めるものとインフルエンサーの移り変わりについてです。(雑魚なので、記事がそうなってなかったらごめんなさい。より適切な表現が見つかったら差し替えます。)

最近、ブロガーやYouTuber、インスタグラマー等、様々なメディアを通じてインフルエンサーが生まれています。僕の尊敬するYouTuberのヒカキンさんや、ブロガーのイケハヤさんがそういう人たちです。

今回は、その中でも特に最近話題となっているYouTuberについて取り上げていこうと思います。

かつてのインフルエンサーといえば、圧倒的にテレビ出演者でした。というのも、みんながみんなテレビを見ていたからです。みんながテレビを見ているという前提があり、それが現実社会のコミュニケーションにも影響していた。いわば、「テレビを見ていること」は共同体に所属するために必須の条件だったのです。

さて、テレビといえば、皆さんご存知の通り、チャンネルの数が決まっています。そのチャンネルの中で一日24時間の枠をどう使っていくかを考えねばならないので、必然的に出演できる人は限られてきます。

そうした環境の中では、みんなが観る「テレビの出演者」に対して憧れを抱いていきます。高嶺の花を見て、それになんとか追いつこうとするような形です。だから、その高嶺の花である芸能人は、強力なインフルエンサーだったのです。

しかし、2005年、変化が起きました。そう、YouTubeの誕生です。YouTubeの革命的だったところは、動画の保存庫と、検索エンジンの組み合わせという点です。これは、視聴者にとっては、見逃したら見ることができないというテレビの弱点を補っているもので、いつでも好きなものを観れるようになりました。

YouTubeは瞬く間に大ヒット。テレビに取って変わる、映像メディアの玉座につきます。「観たいものが観たいときにすぐ観れる」それは、テレビの持つ大規模な力によって作られる緻密なコンテンツよりも魅力的なものでした。これによって、「テレビを観ていること」が前提とされる文化が薄れていきます。

さて、こうしてメディアの王となったYouTubeから、新たなインフルエンサーが誕生します。YouTuberです。YouTuberは、基本的に個人、あるいは少人数でやっているため、コンテンツの規模や希少性では、テレビに敵いません。

しかし、YouTubeは動画の保存庫として機能するため、テレビと違い、コンテンツの質を厳選する必要がないのです。それゆえ、短い動画を複数本上げていく人が多いです。

これがかえってYouTubeという形態にマッチしたものでした。先述の通り、YouTubeの一番の魅力は、「観たいものが観たいときにすぐ観れる」ということです。そうすると、コンテンツが多くても、一本観終わったらもう一本をすぐに観ることができます。

かつて、その手軽さゆえに映画からテレビへと映像娯楽のメインストリームが遷移したのと同様に、現在ではテレビからYouTubeへとメインストリームの遷移が進んでいます。

コンテンツの質は高くなくても、コンテンツ自体が短時間で変われば、飽きることなく観続けることができるのです。さらに、YouTubeの自動再生機能でリコメンドされる動画は、観ている動画と親和性が高いものです。そうすることで、YouTuberは自身の動画が再生され続け、結果的にテレビよりも長時間の間、利用者に観てもらえるのです。

また、コンテンツの質が高くないことがかえって、YouTuberの人気を高めていると考えることもできます。個人でやっている以上、大きな企画はなかなかできないのですが、それゆえに視聴者に親近感が湧きやすいのです。

そう考えると、芸能人に対するYouTuberは、かつてのアイドルに対するAKBのようなインパクトを持っています。その手軽さ・消費者との距離の近さゆえに、人気が出るのです。

情報化が進み、現実のコミュニケーションの密度が薄れていると言われている現在、人々は逆にインフルエンサーに対してより近い距離でいてほしいと願うようになったのかもしれません。

現在、あらゆる分野で二極化が進んでいると言われていますが、映像娯楽も例外ではなかったということです。かつてメインストリームだった、様々な面で中庸の映像娯楽であったテレビの地位が下落し、反対にコンテンツの質は低くともより手軽なYouTubeの地位が向上しました。

なので、今度は反対の極についての記事を書けたらいいな、と思っています。映像娯楽の最高峰というと、やっぱり映画ですかね。最先端だとVRだと思うんですけど。こんなど素人の稚拙な文を最後まで読んでくれてありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。